コピーライターという職業とは。
ざっくりいうと、
①コピーとは、描写ではなく、解決策である
②コピーを書くためには
忘れないよう、走り書き。。。
4月8日㈪
札幌は今日もいい天気です。
ポカポカ日和の中、図書館でこんな本を読みました。
谷山雅計さんの『広告コピーってこう書くんだ読本』です。
この方は東京のコピーライターズ会議の長なのですが、先週の土曜日にお話しする機会があり、せっかくですので読んでみよう!
ということで読んでみました。
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コピーとは、「描写ではなく解決策である」
谷山さんいわく、コピーライターを始めたばかりの人は「描写に走りがち」なんだそう。例えば、古本屋の集客を上げるためのコピーを考えてみよう となったときに「古い本、セピア色に輝いている。」や「そこの角を曲がれば、古本屋の頑固おやじの顔」みたいな?
それらのコピーには状況しか書いてなくて、見ているものが「古本屋に行こう」って気持ちにさせない。要するに、まったくの無意味。
一つのいいコピーの例として、「半身浴のお供に、古本」など。
半身浴に新刊を使うのは、気が引ける。100円ぐらいの古本なら半身浴でふにゃふにゃになってもいいかな。じゃあ古本屋にいってもいいかなって気持ちにさせるかもしれない。
この話を知って、
「そうか、コピーで誰かの問題を解決させる。とまではいかないけれど、役に立つことはできるんだ。」
「ちょっとした起業みたいなものだな」
と感じました。(起業とは全く違うか。)
コピーはれっきとしたソリューション。なるほど、と思いました。
- コピーを書くには
①感性を磨く。→「なんか、良いね」を一生禁止する。
心にビビッと来たものや、良いと思ったことは言語化すること。
②いいコピーを見つけたら「具体→抽象→応用」
同じフレームを使って、転用をガンガンすること。佐藤雅計さんの言葉を借りると、「作り方を作る」「作り方を見つける」
一枚の葉で止まらずに、木や森にしていくこと。
- 感想
読んでみて、「コピーはソリューション」という考えがビビっと来ました。
たかだか言葉。ゲノム食品とかの発明品は世の中にとてつもないインパクトを与える。
たかだが言葉。自分はこの道を行っていいのだろうか。。。
不安がむくむくとわいてくる。
それでも、なんだろう、コピーとい職業はなぜか、自分に必要だと思ってしまう。
まだ、言語化できてない。コピーについて知らなさすぎる。
知ろう。
今日はここぐらいで。
部活がんばるぞー!
文責:カラマーゾフの兄弟、ドラマ見始めた小川(4)