他者視点のお話。
【2分で読めます。】20190812
栗山研修2日目。
今日はメロン農家である日原さんにお話を伺いました。
そこは、戦後直後に東京から移民し、山だったところを切り開いて畑にしたそう。
最初は自分たちが食べるものを作るので精一杯、卵を作っても食べられるのは正月だけ。
20歳になるまで辛く厳しい生活を送ってきたそう。
それでも、いなかっぺで終わらないように、贈答用という新規販売ルートを開拓したり、ニュージーランドにいって商品開発したりだとか、精力的に活動されていました。
※ちなみにその方は今年で御年80歳。
それでもまだ畑に出ていらっしゃる。すごい。
その方の話の中で一番印象に残ったのが
「メロンにしてみれば」
というフレーズです。
普通、何かを作る&育てるときは人間目線になりがちになりませんか?
「甘めの味になるように作りたい」
「もっと大きく作りたい」とか。。
でも、その方は
「メロンだったら今○○が欲しいだろうな」という他者視点を重視して作っていらっしゃいました。
他者視点を重要に。
これは何事にも転用できる学びだったのではないでしょうか。
最後にメロンをいただきました。
めちゃくちゃ甘いのに、すっきりしている。くどくない。するする食べられてしまう。
これは、感動。
貴重な時間をいただけてありがとうございました。
今度からは写真をしっかりとろうと思います。
文責:寝不足小川(4)