全ての生き物に謝謝。
12月12日㈫
以前から、とても気になっていたカンボジアの食事情。
材料はどう調達するのか。
どんな材料を調達するのか。
どんな料理があるんだろうか。
いつもご飯を作ってくれるシャビ―さんにお願いしてお昼ご飯作りに同行させてもらった。
午前9時半。学校を出発。
バイクで5分ほどブンブン走ると、
市場に到着。
中に入ると、
ああ、出た。ぐったりしつつも隙を見て、はねて逃げようとうねうねしてる魚。
鶏肉を吟味しているシャビーさん。
その横には、
真っ二つに裂かれたニワトリさん。
死んだ目をしたニワトリさん。
あぁ、「食べる」ということは「生き物を殺して喰う」ってことなんだ。
当たり前のことなんだけど、日本にいると、殺して食べるっていう実感があんまりないですよね。
イオンとかアークス※北海道のローカルなスーパーでは、処理されてパッキングされてるから、生き物っていうよりかはただの物の感じでしかないよね。
このニワトリちゃんはこのおばちゃんにギタギタに切られて処理されました。
次は野菜。
日本の物と少し形が違ったり、種類が違ったりとバリエーション豊かな野菜たち。
こいつは大根。けっこう小ぶりだよね。
にんじんはデケえ(笑)
これはなにかというと、
はい、豚の足。
ぶっといなぁ。
へえ、豚の足ってカミソリみたいな刃物で皮膚の表面を剃るように処理するんだね。
知らなかった。
うん、奥さんが美しい。
そのあと学校に帰って
シャビーさんに教えてもらいながら料理しました。
すげ、カンボジアではひき肉も一から自分でたたいて作るんやね。
初めての体験でした。
ただ単に4泊5日の旅行とかでは”見えてこない何か”ってあると思うんですよね。
今日でいうと、「食べるとは生き物を殺して喰う」こと。
実際にそこに住む人と一緒に暮らしてみて初めて気づく。
札幌にいたら気づけなかったかもしれないこと。
そういうことに出会えることは、思ってたよりも、ゾクゾクする。
皆さんも普段、当たり前と思っていることに目を向けてみては如何でしょうか?了
~今日の一枚~
市場に表れた子連れの親子。
あれ?よく見るとこの親子、パジャマですね╭( ・ㅂ・)و
日本でいうと、パジャマでイオンにいくようなもの?
日本では考えられない。でも、原宿ガールが着れば一周か二周してオシャレさんになるのかもしれない。
筆者が着たら社会のモラルに従えぬただの社会普適合者になる可能性大。
そして子供が可愛かった。嫁にしたい。
文責:次世代のコウケンテツになるであろう小川(2)